国旗の「星」に注目した遊び方はいくらでもあります。
なぜなら、星がついている国旗をカードで抜きだしてみると…こんなにたくさんあったからです!
星の並び方、大きさ、色、形、数は様々です。
今回の記事では、「星の並び方観察」をテーマに我が家が親子で楽しめた遊び方を2つ紹介します。
【①星の並び方を星シールで再現してみよう!】
星型シールは、おうちにあったりご近所で手に入れられればそれを使います。
(もしなければ、別の記事で書く星形パンチで作ることもできます。)
私がたまたま使って扱いやすかったのは、安価でたくさん入っておりひとつの星が1㎝前後のシールです。
並び方の観察に良さそうな国旗はたくさんあります。私はうちの4歳児のやりがいや数の理解レベルを考えて色々やってみました。たまたま手持ちの星シールが銀(白)だったこともあり、次の5つは特に楽しかったようでした。
中でもウズベキスタンは、星のかたまり1段目3つ、2段目4つ、3段目5つ、と子どもの観察にうってつけの並びでオススメです♪
まず、星以外の国旗の部分は書いてあげます。
あまり細かいことは気にせず、お手持ちの星型シールの大きさを見て仕上がりが不自然にならないような大きさで書けばいいと思います。
クック諸島は輪になって並ぶ星が素敵ですが、一緒に星の数を数えて輪とシールを貼る間隔の目安は書いてあげました。色画用紙に、ユニオンジャックの部分だけ手書きで書いて貼りつけたので、少し不自然ですが…あくまで星のシール貼りのためだと割り切っています。
4歳の子は絵本や国旗カードのお手本をよく見ながら、一生懸命貼っていました。
ボスニア・ヘルツェゴビナの最初と最後の切れている星はどうしたらいいの…など苦戦していましたがやっぱり子供はシール大好き。回数を重ねるとうまくなります。
ちなみに2歳の子はまだひとりではうまくできませんでしたが、手を添えて一緒に貼るだけでも楽しかったようです。
【②南十字星を探そう!】
星のついた国旗はたくさんあるので、色んな方法で仲間分けしてカードを並べてみるとたくさん遊べます。
その中でも、南十字星の星の並び(写真参照)をかたどった並びの星の国旗探しは、楽しくて深い意味もあります。
最初にオーストラリアの国旗を見せて、同じ星の並びをカードや絵本で探していくと良いと思います。ニュージーランドだけ赤い星で星の数も4つだね、など色々発見したことを子どもに説明してもらうと観察も深まると思います。
簡単なぬりえでも遊んでみました。
カードが手元にない場合は、並べて描いて残せるぬりえを作ってあげるとより印象が深まると思います。
南半球に位置するオセアニアの国旗だからこその南十字星ですが、「南半球」も「オセアニア」もおそらくまだ理解できないです。子どもの観察結果を聞いたあとに、ちょこっと世界地図を見ながら「ここのあたりから見えるお空にはこんな星が光ってるんだね」と言ってあげるだけで、この4つの国がなんとなく近い場所にある仲間だという感覚が残るかなと淡い期待をしています。
国旗の星の並び方に関連して・・・絵本やカードでブラジルの国旗を見る折に、「ここに書いてあるのは、ブラジルという国が始まったとき(正確には独立した日)の空の星の並び方なんだって」などと話してあげると、ブラジル国旗にもまた新たな印象が生まれるかもしれません。うちの子は「これは地球じゃなくて星空なのか・・」と言っていました。