小さな国旗はかせ

幼児が楽しく国旗に親しむアイデアを載せるブログです。

☾* 月の国旗 ☽*

今回の記事は、月がついた国旗を使って国旗の観察を深めるやり方の紹介です。

星がついている国旗に比べ数が少なく、太陽がついている国旗の太陽のバリエーションに比べ月の国旗はシンプルなものが多いです。ですが、三日月はイスラム教を表すなど月の形や月が国旗に使われていること自体に思いや意味が詰まっているので、”月”に注目することも国旗から世界をイメージしていくことにつながる経験だと思います。

 

【①月の観察】

まず、子どもに月の形のバリエーションとその呼び方を教えてあげます。

うちはまだ4歳なので、”満月 まんまるおつきさま 〇”と、”三日月 ☽☾”のみにしました。実際には月はまるいけれど、地球から見える形が毎日少しずつ変わっていくことも話しました。

 

次に、月のついた国旗を集めてみました。

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月のついた国旗

最初は自由にこどもと感想を言い合い”星とセットで描かれた国旗が多いね””似てる形も多いな・・””緑や赤が入っている国旗が多い”などと話します。

”まる”の国旗の記事でも触れましたが、まんまるがついている国旗のうち写真下段2枚のラオスパラオは満月を、その他の国旗は太陽を表していることなども教えてあげると印象に残りやすいと思います。

 

次に、国旗についている”月”の向きや形で仲間分けしてみます。

月の形をじっくり観察してみること、似たような形の月の国旗になんとなく共通点があるような印象を残すことが目的なので、仲間分けの方法は色々あってよいと思います。

うちではこうなりました。

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月の国旗 仲間分け

月の形を色々観察したあとは、冬の帰り道に空を見上げたり、窓の外の月を見上げるのも一層楽しくなりそうです☽*

 

【②月を描く練習】

子どもの国旗のお絵描きを見ながら感じたのですが、満月以外の月をきれいに描くって幼児にはなかなか難しいようです。

国旗のお絵描き以外にも応用できるので、これを機に月を描く練習をするのも良いと思います。

月はもともと〇から影ができて🌒🌓🌔・・と変化していく形なので、『”まる”の国旗”』の記事で紹介したテンプレート定規やその他コップの底などまるが書ける身の回りのものを使って以下の方法を教えました。

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簡単な三日月の描き方

少しずつ太さを変えて描く練習に、”次はチュニジアの月まねしてみて””次は上を向いたモーリタニアの月かいてみよう!”と本やカードを見ながら色々描いてみると少しずつ上手になると共に、月のバリエーションの多さを感じられます。