今回の記事では、国旗の中に”▲さんかく▲”がついている国旗の遊び方を紹介します。
これまでの記事でまる、しましま、星・・・と子供に親しみやすい形で遊んできましたが、”さんかく”もまた色々な観察や発見ができる素敵な形です♪
何かのシンボルとして”さんかく”が描かれた国旗から、国旗全体に大きな斜めの線があるため上下が”さんかく”のスペースに分かれた国旗まで色々ですが、4歳のこどもに少し頭をひねってもらう遊び方として次の2つをやりました。
①”さんかく”のついている国旗を探して、仲間分けしてみる
・・・何通りもある仲間分けの方法を考えることがポイントです。
②”さんかく”を利用して、国旗全体を描いてみる
・・・部分の形に注目して全体を創造し、自由な発想で国旗を描いてみる遊びです。
【①”さんかく”のついている国旗を探して、仲間分けしてみる】
まず、国旗カードを使ってさんかくが付いている国旗を全部探します。
捉え方によっても変わりますし、全部でなくとも見つけれらる範囲でいいと思います。
見つけにくい”さんかく”は、”この国旗に隠れている△どこだ?”などとクイズを出しながら一緒に作業すると良いと思います。
次に、選び出したカードを全部並べて、”仲間分けして並べてみよう”と声をかけます。
分類方法はいくらでもありますし、どこに属するのかよくわからないような△ももちろんあります。それはそれで良いので、どんな仲間分けにするか、なぜそのカードをその分類グループに入れたかなどをできるだけこどもの言葉で説明してもらえればと思います。
うちの子と遊んだ”仲間分け”例は次の写真2つです。
他にも、△の色や数など色々な分け方があると思います。
国名が難しい国旗もたくさん出てくるのですが、こんな遊びを通して気に入った国旗、分類に苦戦した国旗の名前だけでも教えてあげれば、印象に残ったものは自然に頭に入っていくようです。
【②”さんかく”を利用して、国旗全体を描いてみる】
次の”国旗のさんかく”に注目した遊び方は、①と違いカードがなくても国旗の絵本、ポスター、パズルなど何かひとつ参考にできるものがあれば遊べます。
この遊びを通して、部分から全体を想像すること、国旗には色々な△の形や大きさがあることなどを楽しんでくれればと思い考えました。
まず、画用紙にいくつか国旗に出てくる△を描いてあげます。
国旗全体の枠線も描いてあげたほうがやりやすくなりますが、4歳以上でしたらあえて描かないでおくのも発想が広がりおもしろいと思います。
ただし、△の大きさを考えて国旗を選んでいくためにも、最初は国旗の枠線の左にあたる縦線の長さは揃えておいたほうが良いです。
次に、”この△を使って、何か国旗を描いてみて”と言います。
あてはまるものはひとつではないし、厳密な縮尺を考えるとなかなか描けませんが、与えられた△からどんな国旗ができるか絵本やポスターを見ながら考えるのはとても楽しそうでした。
この”部分の形だけ描いておいて、全体を完成させる”という遊びは”まる”や”星”など色々な形で応用できます。準備が楽で子どもの作業に時間がかかるので、家事などでバタバタしているときにもオススメです♪