今回の記事では、”ギザギザ”の国旗の遊び方を紹介します。
まずはわかりやすい”ギザギザ”の次の2つの国旗で遊びます。
一見似ているこの2つの国旗を見比べて、違うところを探してもらいます。
違うところは次の2点です。
・色
・ギザギザの数
2点目のギザギザの数の違いについては、”細かいギザギザはカタールだね””トンガリの数を数えてみると違いがわかるね”など色々な表現で説明できると思います。
【②ギザギザをはさみで切ってみよう!】
ハサミに慣れてきたお子様には、ギザギザをハサミで切ってみるのがオススメです。
ちょんと谷まで切ったら一度ハサミを抜いて、同じ谷に向かって向きを変えて切っていく要領は最初は教えてあげました。ハサミの向きを変えながらちょんちょんと切っていく作業は、程よく難しく、やりがいがあるみたいです♪
折り紙もしくは色画用紙にギザギザの線を描いてあげる方法はいくらでもあり、ラフでもいいと思いますが、比較的正しい形に近くやりやすかった方法を紹介します。
ギザギザの山と谷の数合わせて10なので、10cm×15㎝の国旗にするとやりやすいです。
次の図のように
1、ギザギザの山が通るラインと谷が通るラインを2本縦に引き、
2、左のラインは2㎝ごと、右のラインは最初1㎝測ってから2㎝ごとにプロットして、
3、プロットした点を結ぶ
でラインの完成です。
・カタール
ギザギザの山と谷の数合わせて18なので、9cm×13.5㎝の国旗にするとやりやすいです。あとの要領はバーレーンと一緒ですが、右のラインは1㎝ごと、左のラインは5㎜あけてから1㎝ごとにプロットします。
カタールは特に、ギザギザが細かいので難易度高めです。付き添って一緒にハサミを入れてあげたり、月齢によってはお子様はバーレーン担当、大人はカタール担当で一緒に切っても良いと思います。
うちはカタールの色味に近い折り紙がなく茶色で代用し、4歳児が切ってこのような感じになりました。
【③おまけ~ネパールのギザギザ~】
最後は、国旗全体の形がよく見るとギザギザで、ついでに中の星もギザギザラインに見えてくるネパールを見てみます。
中の星など細かいギザギザになるので、これはぬりえ→国旗の形を切り取る、という流れが特殊形国旗の代表に注目してもらえばと思いました。
国旗のぬりえについてですが、手書きが難しいものはインターネットの無料ダウンロードサイトを使えば手に入ります。
このサイトでも十分ですが、細かい模様やイラストの国旗をピックアップしてきれいな1冊にまとめた次の1冊は、ダウンロードサイトのぬりえでは観察しにくい部分が丁寧に描かれているのでオススメです。
『塗り絵で覚える 世界の国旗』 (ブティック社)
ネパールのページのコピー⤵
ただし、この本は漢字にふりがなも無く対象年齢がかなり上のようですので、そのままこどもに渡してもやりにくそうです。その時必要な国旗のページをコピーして”ここを塗ってね”と教えてあげ、使い慣れた本やポスターのお手本も一緒に見せてあげるとやりやすそうでした。
国旗のぬりえ絵本は他にも別の出版社から出ています。
このブログでは小さい子の国旗の遊びの可能性を広げていくことが目的なので、手書きできそうなデザインの国旗は多少歪んでしまっても定規だけ使って書いています。
大人が国旗を楽しそうに書いている姿を見ていると、子どもも真似して国旗を書いて遊び始めるので正しさより楽しさ重視で行くのもいいかなと思っています。
時間がないときに”国旗のぬりえしたい~”と言われたときように、サイトからいくつかダウンロードしてプリントアウトしたり塗り絵の本のコピーをストックしておくと便利なので、適宜手書きと併用していきます。